サーキュレーターの使い方、扇風機との違い、おすすめ機種、選び方、価格情報、注意点などを掲載中。サーキュレーターの使い方ガイド

DCモーターってなに?

節電ブームを受けて、ただでさえ省電力なサーキュレーターに、DCモーターを搭載したタイプの製品が登場し始めました。

そもそもこの、DCモーターとはいったい何でしょうか?

通常の家電製品は、家庭用のコンセントから電力をとりますが、その電流は交流です。ACと記載されますが、羽根を回転させるモーターには常に電気が流れているシンプルな構造です。

いっぽうのDCモーター内蔵のサーキュレーターは、同じくコンセントから電力を取りますが、内部に用意された制御盤によっていったん直流電源に変換され、回転させるモーターへの電力供給を必要最小限にしています。

具体的には、モーターの磁石のS極とN極を切り替えるときだけ電気が流れる仕組みなので、電気代が驚く安くなっています。

いわば、リニアモーターカーなどと同じ原理なのです。

ただし、DCモーターは内部の機会構造が複雑なため、まだまだ高価な製品に搭載されていることが大半です。

もっとも安いサーキュレーターで2000円程度から買えることを思うと、その5~10倍近い価格を出してまでDCモーター内蔵のサーキュレーターを購入するかどうかは迷うところですが、もともとサーキュレーターのような家電製品は、電力もせいぜい40~60W程度と消費電力は少ないものです。

そのため、電気代を節約する意図というよりは、よりゆるやかな風を受けたいという用途や、24時間つけっぱなして利用する場所での設置には向いていると思います。

なぜなら、DCモーターを使う最大の利点は、ACモーターでは遠く及ばないほどの微風を作りだすことだからです。

省エネを売りにしているDCモーター内蔵の機種でも、風力を最大にすると、ACモーターの製品と、ほとんど電力は変わりません。

よって、価格差のモトを取るには最低でも3シーズン程度はかかるだろうと思いますから、季節家電として購入・利用する限りは、価格のこなれた一般的なACモーター内蔵の手頃な機種を購入しておけば充分だと思います。