サーキュレーターの使い方、扇風機との違い、おすすめ機種、選び方、価格情報、注意点などを掲載中。サーキュレーターの使い方ガイド

充電式の多機能サーキュレーターについて

アイリスオーヤマの充電式多機能サーキュレーター変わり種のサーキュレーターのひとつとして、充電式の多機能サーキュレーターがあります。

東日本大震災の影響から、災害対策グッズが各社から発売されていますが、LED懐中電灯やラジオ、携帯電話への充電機能などを備えた充電式の多機能サーキュレーターが、数社から発売されています。

こうした製品は、家電量販店での扱いは少なく、むしろネット通販や通信販売などで良く見かける製品ですが、電気店街でも多く見かける機会がありました。

ただ、実際に使ってみた結論から言うと、あまりおすすめできるものではありませんでした。

というのは、まずファンの音がキーンとうるさい機種が多く、その割には風量が少ないという製品が多かったからです。こうした製品は、アウトドア用品というよりは、災害用という位置づけの製品なので、仮に避難所などで利用することになった場合、かえって使いづらいだろうという点と、冬場ではあまり役立ちそうにないと思われる点があげられます。

というのは、夏場の冷房用としては役立つ機会もあるかと思いますが、冬場に利用することになった場合を考えると、扇風機能を利用する機会はあまりないと思われるためです。

本体に充電池が内蔵されているため、重量もかなりあり、持ち運ぶのは現実的ではなさそうですし、仮に利用シーンがあったとしても、数時間程度の風が得られたところで、あまり役立つとは思えません。

ラジオ機能やライトなど、まるでサバイバルナイフセットのような「オールインワン仕様」をうたってはいますが、それぞれの機能が非常に中途半端で、寄せ集めただけという印象は免れません。

価格も1万円前後の機種が多いようですが、それならば、同じ価格で懐中電灯やラジオなどを別々に買いそろえた方が、はるかに信頼性が高く、便利なのではないだろうかと感じました。

そのなかでも、唯一使用に耐えうると感じられた製品は、アイリスオーヤマから発売されている多機能充電式サーキュレーターでした。さすがに日本メーカーが企画した製品だけあって、持ちやすさや付加機能などもそれなりに充実している印象。これならば、緊急用にひつつ準備していてもいいなと感じさせるものでした。

災害対策として準備を整えておくことは非常に大切なことだと痛感していますが、重い荷物を持って非難することは体力を非常に消耗します。その重量分、異なる物資を持ち運んでいただいた方が良いだろうと思いますので、災害対策グッズのひとつとして充電式サーキュレーターを購入しようとされている場合は、今一度ご検討いただければ幸いです。