サーキュレーターの使い方、扇風機との違い、おすすめ機種、選び方、価格情報、注意点などを掲載中。サーキュレーターの使い方ガイド

サーキュレーターの上手な選び方

サーキュレーターサーキュレーターを選ぶうえで検討しておきたい材料としては、おおきく6つあります。

それは、風量、サイズ、デザイン、動作音、機能、価格の6つです。

ただし、それらの数値をカタログや外観で把握したとしても、カタログスペックの読みこなし方がわならなければ、比較検討ができないままです。

そこでこのページでは、サーキュレーターを選ぶにあたっての性能比較や機能比較などをそれぞれ順番に解説していきますので、ぜひ参考にしてください。

ポイント1.風量やサイズについて

サイズをまず重視しておいていただきたいことは、サイズ(直径)です。

6畳~10畳程度の部屋で、エアコンと併用することで冷暖房効率を上げる目的で購入する場合は、直径18cm程度のものが最適でしょう。

実際、この程度のサイズが最も売れ筋であり、必要十分な風量を得られるはずです。価格も最安値のもので2000円弱から発売されているため、手軽で手頃です。

また、14畳~20畳といった少し大きめのリビングなどで利用するという場合は、もう少し直径の大きなサーキュレーターを購入された方が良いでしょう。

たとえば、Honeywell スーパーターボサーキュレーターという機種では、羽根の直径が25cmと少し大きめです。こちらの価格は3500円程度ですが、それでも手ごろな価格帯といえるでしょう。

ただ、大きな直径のサーキュレーターを1つ購入するよりも、通常サイズのサーキュレーターを2つ使った方が、空気の循環・撹拌(かくはん)用途としては優れていることもあります。

なぜなら、空気をぶつけ合って対流させる方が、空気のかくはんさせる目的にはあっているからです。部屋の端と端にサーキュレーターを配置し、天井ふき出で風がぶつかり合うような設置をすれば、エアコンや暖房からの熱や冷気をすみずみまでいきわたらせることができますので、もしも部屋全体を均一な温度にしたいという要望がある場合は、ぜひ2台持ちも検討してみるとよいでしょう。大きめのものを購入される前に、ご一考ください。

ただ、風量と風音に関しては、カタログ上のスペックを見ても記載されていないことが多く、また、書いてあったとしても、いまひとつピンとこない方の方が大半だと思います。

たとえば、サーキュレーターの音の大きさを示すデジベル値は、たとえ掲載されているとしても、うるさく感じるかどうかは主観によるところが大きいものです。

それに、部屋自体の環境や、周りの騒音、利用時間帯によっても感じ方がずいぶん変わってくるものです。

そのため、いくら静音性を売りにしている機種といえども、実際に設置して、体感して、使ってみなければ、わからないことがほとんでです。また、回転する風の大きさ自体は小さくても、設置する場所の立てつけや材質によっても、振動の大きさが違います。もしも振動音が機になる場合は、100円ショップなどに売っている樹脂製の吸収・消音マットなどを下に置くとよいでしょう。

また、風量についても注意が必要です。

たとえば、モーターやエンジン、ハードディスクなどの回転数を示す単位に、rpm(1分間に何回転するか)というものがあります。

この単位を明示してスペックを掲載している機種もありますが、じつはそれだけでは性能は図れません。なぜなら、羽根の形状や材質、芯が金属かプラスチックか、羽根の枚数、回転のスムーズさ、安定性に大きく影響するからです。

以外なところでは、精度の問題があります。

こうした回転する機器は、その芯の部分つまり回転軸がまっすぐになっているかどうかで、音の大きさが大幅に変わるのです。粗悪な品質のものだと、この回転軸が定まっておらず、性能の割には大きな音を出す機種もあります。よって、回転数が大きいほど高性能・大風量というわけではないところも、難儀な点でもあります。

ほとんどの機種では「小」「中」「大」などの3段階切り替えが可能になっていると思われますが、それぞれどの程度の風量なのかは、店頭のデモ機で、少し離れた所から風量を感じてみるか、レビューを頼りにするなどの方法しかないのが現状です。

ポイント2.機能について

あとは、機能面に関してです。多くのサーキュレーターでは、タイマーなどの電子的な機能は省かれているものが多いですが、YAMAZENやYUASAなどから発売されている一部の機種では、左右・上下に自動首振り機能を持つタイプや、1時間~4時間までのタイマー機能を持つタイプなどもあります。

もともと、扇風機とは異なる製品特性を持っているものなので、タイマー機能が必要とされる機会は実際少ないかとは思いますが、室内干しにサーキュレーターを利用する場合などには重宝するかもしれません。

風音に関しても、製品によってまちまちですので、何ともいえない部分がありますが、風音を構成するものは2つあります。

それは、羽根が回る時に生じる回転音と、回転することに起きる振動音です。

このうち、羽根が回ることで生じる回転音に関しては、モーターの軸の精度や、羽根の素材などによって左右されますので、カタログスペック上では判断しづらいものがありますが、風の直進性を重視して作られているサーキュレーターは、もともと動作音が大きいものであることを覚悟しておく方が無難だと思われます。

一方、羽根の回転による振動音に関して言えば、100円ショップなどで販売されているゴムマットや、網目状のラバーシート(カーペットを固定したり、車で携帯電話が落ちないようにするマット)などをサーキュレーター本体の下に敷くことによって、かなり低減させることができます。

もし振動音が大きいという場合には、ぜひ試してみてほしいと思います。

ポイント3.デザインについて

あとは、デザインに関してです。

これまで12機種以上のサーキュレーターを購入してきた経験からすると、デザイン性にすぐれたサーキュレーターほど、使えないという印象です。

なかには、ボルネード社のサーキュレーターのように、デザイン性も優れつつ、サーキュレーターとしての性能もしっかりしている製品もありますが、非常に高価な部類に入ります。

かといって、楽天ショップの雑貨店などで販売されているメタル調のサーキュレーターの中には、サーキュレーターと銘打ってはいるものの、実際には扇風機と変わらないほどの風量(風向)しかないものも多々ありました。

もしサーキュレーター本来の機能を持つ製品を探している場合は、デザインよりも風量や風の直進性などを優先して購入を検討していただくとよいと思います。