サーキュレーターの使い方、扇風機との違い、おすすめ機種、選び方、価格情報、注意点などを掲載中。サーキュレーターの使い方ガイド

業務用のサーキュレーター

小型でコンパクトな点がサーキュレーターの魅力でもありますが、業務用のサーキュレーターなんていうものはあるのでしょうか?

実は、あります。工場用扇風機、通称「工場扇(こうじょうせん)」とよばれている大型の扇風機が、業務用サーキュレーターということになります。

工場扇のメーカーとしては、鯛勝(タイカツ)や、ヤマゼンなどが有名ですが、人気のある製品がこうしたタイプのもの。

業務用サーキュレーター

オレンジの羽根が、いかにも工場仕様らしさを表しています。

でもこれ、コンビニの入口などでも見かけたことがある人は多いのではないでしょうか?

あれは何のためにあるのかというと、虫が入ってこないようにするためのエアシャワーなのです。

強い風を入口の横から送りこむことによって、夏場などに増える虫が店内に入ってこれなくするための工夫なのですが、これもサーキュレーターの使い方のひとつですね。

そのほかのおもな利用のされ方としては、サーキュレーターと同じく、空気の拡散・かくはん目的ですが、塗料を乾かすのに使ったり、熱がこもって暑くなりがちが工場のなかの空気を循環させたり、有害な空気を素早く外に送りだすなど、様々なシーンで活躍しています。

一般家庭用のサーキュレーターは、風の直進性が重視されていますが、業務用の工場扇は、大型の羽根を回転させることによる強い風が生み出されているので、風の直進性だけを重視した製品は少なく、とにかくハイパワーで強い風速を作り出すことを目的とした製品がほとんどです。

家庭用のものと比べての一番の違いはサイズ。羽根の直径が45cmほどあるので、かなり大型です。そのほかにも屋外で利用されるアイテムらしく、太くて長い電源ケーブルや、アルミで作られた羽根、直置きスタンドやキャスターが付いているタイプがあるなど、高い耐久性が実現されています。

そうすると、さぞかし値段が高そうなイメージを持たれますが、たとえば山善(YAMAZEN)から発売されている床置き式の工業扇風機「YKY-452」は、ホームセンターなどでの実売価格でも6000円前後と、思ったより高くありません。

そうしたリーズナブルな面もあって、家庭用として利用されることも意外とあります。

たとえば、犬を飼っている方などの場合、大型犬を洗った後の乾燥機として使っていたりします。屋外仕様の業務用なので、少々の水がかかるような場所でも問題なく使えると考えると、なかなかユニークな使い方ですね。

このほか、風洞式産業用送風機と呼ばれる、よりサーキュレーターに近い性質のものありますが、一般家庭だけでなく、業務用のものも広く活用されていることがお分かりいただけるのではないかと思います。