サーキュレーターの使い方、扇風機との違い、おすすめ機種、選び方、価格情報、注意点などを掲載中。サーキュレーターの使い方ガイド

比較検討のポイント

YAR-AD23(WB)かつては数えるほどしか種類がなかったサーキュレーターですが、最近ではかなり種類が豊富になってきました。

もともと単機能で単純な家電製品のひとつであることから、機能的にはそれほど差がないのが現状ではありますが、比較検討を行うポイントはあるのでしょうか?

ここでは、カタログスペック上から読みとることのできる情報を中心に、どのような点を比較検討の材料にすればよいのかを、サイズ、可動範囲、電気代、騒音レベル、機能面(付加機能)、メンテナンス性、デザイン性に分け、どのように考えればよいのかをお話ししたいと思います。

まず最初は、サイズです。

サーキュレーターは、直径が20cm前後のものが大半ですが、大きなサイズのものになると、直径が25cm、30cm近くあるものもあります。

サイズの目安としては、ファンの直径が20cm前後のものは8畳程度まで、25cm前後のものは10畳程度までと考えておけば目安となるでしょう。

ただし、エアコンの吹き出し口を迎え撃つ形で利用する場合や、洗濯物を乾かす用途などで購入する場合は、必ずしもメーカーが推奨している対応サイズのものを買う必要はありませんが、部屋全体の空気のかくはん用途で購入する場合、広めのリビングや大部屋などで利用される際は、少し大きめのサイズを選んでおくとよいでしょう。

次に着目したいのが、可動範囲です。

手動で上方に90度(真上に向ける)まで動かせるものが一般的ですが、なかには自動で首振りを行ってくれるものもあります。また、上下だけでなく、左右の自動首振りを行ってくれるものもあります。

ただし、高機能なものは、そのぶん値段が割高になることと、デザイン的にゴチャゴチャしたものになりがちですので、利用シーンを良く考えたうえで選択したいものです。

もしかすると、高機能なサーキュレーターを一台購入するより、単機能なサーキュレーターを2台購入した方が便利に使えるということも十分ありえますので、購入前には十分に検討してみてください。

次に見ておきたいのが、電気代です。たいていのサーキュレーターの消費電力は、せいぜい30Wから50W程度と、極端に消費電力が大きいものはありません。あまり気にするほどの差はありませんが、電気代が気になる方は、100Wの家電製品を1時間使うと、約2円だと単純計算してもらうとよいでしょう。(電気代の詳しい計算方法はこちらをご覧ください

次に見ておきたいのが、騒音レベルです。

カタログ中には、dbという表記で表示されています。

読み方は、デジベルといいます。騒音の大きさや音の大きさを表す数値ですが、たとえば静かな部屋が20~30db、話声が40~60db程度とされています。

ただし、音の聞こえ方や感じ方は個人差があるもので、カタログ中のスペック表記にあるdb内におさまっているとしても、うるさくかんじられるものもあれば、そうでないものもあります。これは、実際に使ってみた後でなければ分からないことなので、スペック表記だけを頼りにすることは難しいですが、なかには静音性を売りにした製品などもありますので、寝室などで利用される場合は、音の大きさも考慮しておくとよいでしょう。

いくら静音性をうたっているとしても、一般的にサーキュレーターは、けっこううるさいものです。扇風機よりも風を切る音が大きく、またモーター音も大きなものが多いです。かといって、弱にしてしまうとたいして風が送られてこず、役割を果たしてくれないなんていうこともあります。よって、ある程度は音の大きさも覚悟しておく必要があるかもしれません。

つぎにみておきたいのが、機能面です。

可動範囲の話とも重複しますが、なかには自動タイマーや自動首振り、リモコンが付属しているものなどがあります。海外製のモデルではあまり見かけないのですが、日本メーカーの製品は比較的こうした高機能なサーキュレーターをリリースしていることが多いので、もしもこうした機能に関心がある場合は、要チェックです。ただし、エアコンほど細やかな設定があるものはほとんどなく、せいぜい3時間や6時間タイマーなどの機能しかない状況です。また、リモコンがあるといっても、それほど多用する機会はないと思いますので、こうした付加機能に関しては、それほど考慮する必要はないかもしれません。

つぎに検討したいのが、メンテナンス性です。

アイリスオーヤマや無印良品などが販売している製品は、ファンのカバーが外れて中身を掃除することができるものが多いです。サーキュレーターは、中にフィルタが付いているわけでもないので、それほどほこりやチリがたまらないと思われうかもしれませんが、周りの空気を巻き込んで送りだすことがサーキュレーターや扇風機の仕事なので、ファンカバーには結構な量のほこりが捲きついているものなのです。

特にペットを飼っているようなお宅の場合、かなり多くの毛が絡んでいます。そのため、もしもチリやほこりがおおい環境の場合は、簡単にメンテナンスができる機種を選んでおく方が無難だといえます。

最後に、検討したいのがデザインです。

最近では、ずいぶんとおしゃれな機種も登場しており、白と黒のカラーのほか、金是億世のカバーを採用したレトロなデザインの製品もあります。

ただし、注意しておきたいのが、「それは本当にサーキュレーターなのかどうか?」です。

デザインを売りにした製品のなかには、サーキュレーターではなく、扇風機がサーキュレーター風のデザインになっているだけのものもあるのです。よって、デザイン優先で選ぶ際でも、それがしっかりとサーキュレーターとしての役割を果たすものなのかのチェックを怠らないようにしましょう。

サーキュレーターとして使えるものは、たいていサーキュレーターと明記されていますが、なかには販売者自身が違いをよくわかっておらず(もしかして意図的に?)、サーキュレーターと表記しているものも多々見受けられますので、注意が必要です。

総じて言えば、風の直進性こそがサーキュレーターの売りだと考えられますので、ぜひあなたにあった最適な製品を見つけてください。